• 2003.07.28 Monday 17:45
  • 先入観を捨て、JM-NETを応援する視点もあるかも…
  • by 神田敏晶
■本日のコラム「先入観を捨て、JM-NETを応援する視点もあるかも…」
 月曜日担当:神田 敏晶KandaNewsNetworkビデオジャーナリスト


KNN神田です。

先週、ワイヤレスジャパンに取材にいってきた。
隔週、金曜日毎に「話題(?)」となっているJM-NETも出展しているので、
興味本位で、少々バイアスを持ちながらも、ボクも取材をおこなった。

まず、最初に池田さんの原稿を読んでいただき、長くなるがボクの原稿も読んでいただきたい。

それでは、池田さんの原稿より

---------------------------------------------------------

■■定額IP携帯電話モブデムは幻か?ワイヤレスジャパンレポート■■

こちらのコラムについて、反論や間違い点があれば、gimondarakejp@yahoo.co.jp へ
情報元とセットで送ってください。ぜひ、検討し次号で訂正・追加掲載させていただきますのでよろしくお願いします。

■東京ビックサイト『ワイヤレスジャパン』
?なんと、ウワサの商品『定額IP携帯電話モブデム』は実機の展示すらナシ!?

7月16日。東京ビックサイトで行われた、ワイヤレスジャパンに行って参りました。スゴイ人!特に、話題のJM-NETは、前にあるDoCoMoよりずっとスゴイ人でした。なんと、一番目玉商品であるハズの『モブデム』の実機はナシ。(ガラスケースに入ったモックのみの展示)これでまだ、8月25日サービスイン予定というから、結構怪しさ倍増という印象が強まりました。

代わりに『モブコム』という商品のデモがありましたが、結構その商品もお粗末っぽい香りが漂っておりました。

とにかくデモの音質が最低。しかも呼び出し音も無くいきなり、「もしもし」「はいはい」「はい、繋がっています」という大胆なものでした。(^_^;)? こ、これだけ?って感じですね。
しかも、遅延がかなりあったような、間の抜けた会話と感じたのは私だけでしょうか? かなりハウっていたのは、マイクのせい?

商品的には、モブコムは普通に売っている他社の商品に、これまた普通に売っている他社の無線LANカードを突き刺しただけの商品にお見受けしました。どんな素晴らしいプログラムか何かが入っているのでしょうか?

面白かったのが、私の隣でBMCの社員さんが、「これ本当に8月にサービスインできるんですか?」「怪しいですね」と詰め寄っていたのが印象的でした。BMCはモッテルという商品名で、同じように携帯電話の定額サービスをやろうとしていますが、こちらもサービスは何度も延期され、JM-NETと似たり寄ったりです。
http://www.tukaeru.net/ipphone/bmckaisya.html
こちらは、技術的には可能なようですが、ビジネスモデルとしては破綻?と疑問視されております。


また、今回の東京では、いろんな人と会う事も目的の1つでした。代理店関係者と名乗る方からも、ちょくちょく情報を頂く事になりました。今回は2組みの代理店関係者とお会いし、貴重なお話も聞きましたが、これは次号に回します。

あと、今月、来月のサイゾーにJM-NETの記事がのっておりますが、その記者の方にもお会いする事ができ、こちらの情報と、向こうの情報をすりあわせする事が出来ました。来月のサイゾーも楽しみです。

このレポートの後半では詳しく技術系の方々に検証していただきました。実は、今回は我々、JM-NETのモブデムの技術に疑問視するネット上の人間が集まってのオフ会でもあったのです。オタク系の方ばかりでは?とちょっと会うのが恐かったのですが、みなさん紳士で、スゴイ知識が豊富なのでびっくりしました。本業で、その道の方も多いようで。今回後半のレポートはその方たちの協力&合作でもあります。

■ワイヤレスジャパン技術リレーリポート PART/1 

確かに「技術的ブレイクスルーポイント」が、表に出てなくて、「天才的技術者」が「コロンブスの卵」的発想をする可能性をゼロとすることは、狭量的かつ石頭的であるでしょう。ただし、モブデムでは間違いなく、モブコムでもおそらく「突破不能な壁」があり、それは、「コロンブス的発想」ではスルー出来ない壁です。

一番大きな問題は、「既存携帯キャリア」は、既存のサービスであり、そこへの乗り入れは「一方的な思い入れだけではクリア出来ない」という点です。

まず、現時点では、VoIP技術により、インターネット網から携帯電話へ通話をする方法は「一切無い」のです。この一切無い、という問題は「どうやって接続するか」という問題と、「いくらで接続するか」という二つの問題があります。この問題が解決していないため、IP技術を根底にした市外電話の格安サービスを提供する平成電電や、IP固定電話のヤフーBBですら最近まで「携帯電話あての通話」は不可能でした。それではまずいというので、最近では、サービスを始めましたが、「つなぐ方法がない」ため、「インターネット網→海外→海外から携帯電話へ」という、いわゆる「海外コールバック」の手法を使っています。つまり「インターネット網から直接携帯電話」へ接続はしていないのです。

JM-NETのモブデムはもちろん、モブコムですら、「どうやってインターネット網から携帯へ接続するか」という問題についての明確な説明はありませんでした。

さて、「自家製トロッコで東海道新幹線の軌道に乗り入れる方法を発見した」と仮定しましょう。しかし、この場合でも「東海道新幹線の軌道に乗ることについての権利料」が発生します。この「料金設定」の権利が、これまでは携帯キャリア側にあったため、接続業者である平成電電等の訴訟などにより、総務省の指導が入り、「料金設定の権利」が中継業者側に移行する方向にあるのは事実です。しかし、勘違いしていけないのは「料金」には、「携帯キャリア側の最低接続料金」と「それに加算する利益料金」の2種類があり、来年3月を目途に実施される新方針でも「最低接続料金38円/3分」については、未だに携帯キャリアが決定しており、その上乗せ部分について中継接続業者に決定権が移行するという点です。
しかも、7/15にドコモが発表した「接続のための条件」は、NTT東西など、一般固定電話からの接続についての話でしかも実施は来年3月、「インターネット網からの接続」については、未だに具体的な条件は発表されていません。

もし、「勝手に接続」が実現したとしても、前述のように「乗り入れ料金=最低接続料金」は取られるのが当然であり、もし「課金を逃れる方法を発見」したとしても悪ければ犯罪として逮捕されますし、良くても「課金逃れの穴は判明次第塞がれる」と考えるのが普通です。

この点を考慮した上で、「モブデム・モブコムの定額制」、「モブコムの24分/3分」の可能性を考えてみましょう。

まず、定額制については、100%不可能でしょう。ドコモを例にとれば、もし、インターネット網からドコモに接続出来たとして、ドコモの利益部分を無視しても、最低接続料金だけでも、約6時間で4600円強をドコモに徴収されます。
次にZDNetが無理矢理推測したように「短時間通話や一般電話への通話料金で儲けた分」で携帯電話への通話料をカバーするというプランはどうでしょう。24円という料金は、対携帯なら一通話が1分弱を超えるとJM-NET側に確実に赤字が出ます。ただし、対一般電話なら確かに儲けが出ます。モブコムからかける通話相手が、一般電話3:携帯電話1ならぎりぎり採算が取れる可能性があります。しかし、対携帯電話への通話が多いと、確実に赤字になります。

ただし、モブコムのサービスインが不可能かというと、そうではない点に留意していく必要があります。というのも、モブコムの技術自体は、革命的どころか、各社が発表している既存技術です。唯一、料金プランだけが「無理をした」ものです。最近、JM-NETは、「モブデムはキャリアとの交渉で難航、モブコムはまず企業相手をメインターゲットにする」と言い始めています。「企業相手に、数百人規模でスタート」することは、対携帯へ海外コールバックを利用することで接続不可能ではありません。WJへの出展費用を考えれば、数百人規模の赤字を数ヶ月負担することはたいしたことではないのです。WJの「無線LANの通信速度」ですら、パケット遅延により通話がスムースではなかったものがPHSの遅い通信速度で実用にならなかったとしても、数ヶ月間、ごまかすことは不可能ではないでしょう。
つまり、「モブデムが不可能であることをごまかす」ための「モブコム疑似スタート」は不可能ではないという点です。
我々としては「モブデムという携帯定額制」がどうなるか、そして、もしモブコムがスタートしたとしても「本当に継続性があり、一般ユーザが納得出来るモノ」であるかどうかという、ウォッチが必要でしょう。


■ワイヤレスジャパン技術リレーリポート PART/2?モブコンってどんな商品??

では、その「あの凄いモブデムを差し置いてメインに発表した」JMmobcomは
一体どれほど凄いシステムだったのでしょうか…?ざっとおさらいします。

1.端末
WirelessJapanで展示されていたのは、富士通製のPDA(携帯情報端末)の"PocketLOOX"
( http://www.fmworld.net/product/frame/ploox0207/index.html )に無線LANカード(またはPHSカード、または無線LAN+PHSデュアルカード)を差したものでした。基本的には普通にお店で買える商品そのものです。

2.PHSと無線LANのDual対応
WirelessJapanのデモンストレーションでは無線LAN網を使ったIP電話を体験させていましたが、「無線LAN網を使ったIP電話」ということならば、既にもっと完成度の高い製品はいくらでもあります。

では、「PHS網のIP電話」はどうでしょうか?
…実は、PHSでIP電話を「動かす」のは簡単ですが「実用化」はとても難しいのです。連続待ち受け時間、音声の遅延、回線品質が不安定…実験レベルで楽しむ程度なら問題にはならなくても、実用製品として世に出すためにはクリアしなければならないハードルがたくさんあります。

さて、それではJM-NETのmobcomは…?

・WirelessJapan会場ではPHS網を使ったデモは最後まで行われなかった
・PHS網と比較して圧倒的に高速な無線LANを使ったIP電話でも、200ms?500ms程度 (個人的に聞いた感触なので正確ではありません)の音声の遅延が感じられた
 参考資料:http://www.zdnet.co.jp/broadband/0305/26/lp15.html
・無線LANでの待機時、mobcomの連続待受時間は10時間
 (一般的なPHS・携帯電話は200?500時間、全然バッテリーが持たないと非難轟々、販売時に予備バッテリーが付属したという初代FOMA P2101Vでも55時間)

3.通話は発信だけでなく当然着信にも対応
IP電話での「着信」は、もちろんIPで「着信した」という情報を受け取ります。これを言い換えると、「着信するためには、常にIPがつながっていなければいけない」ということになります。そして、PHS網を使って"IPがつながっている状態"にするためには、「常にPHSは通話しっぱなし」という状況になります。
これはもちろんものすごく電池を消耗しますから、"PHSを使ったIP電"で"常時待ち受け"を実用的に実現するためには、必ずここにひと工夫が要ります。

では、JM-NETは…一通りチェックしたところでは、何の工夫もされていませんでした。おそらく、PHSで待ち受けすると物凄い勢いでバッテリーを消費してしまうことと思います。
実測しないとなんともいえませんが、たぶん無線LANでの待機より電池を消耗するはずです。

また、着信する電話番号が「特定の固定電話の電話番号をダイヤルし繋がった後、内線番号をダイヤルする」という仕掛けでした。
「電話番号は03-xxxx-xxxx 内線番号xxxxxです」という「携帯電話」が、実用的…でしょうか?(この「番号」は、サービスイン時も「こんな感じ」だそうです。(JM-NET社員談))


■技術リレーリポート まとめ?モブデムはいずこ??

携帯電話機のコネクタに彼らがモブデムと呼ぶアダプタを挿すだけで月額4,500円で話し放題という、画期的なサービスを標榜してジャパンメディアネットワーク社(JM-NET)は一躍話題の中心になった。
このモブデムを用いたサービスの実現性に疑問を感じた私は、各位の力も借りながらその要点をここにまとめた。
http://hpcgi2.nifty.com/b-agent/bbs2/wforum.cgimode=allread&no=369&page=0

上記投稿は4月の時点のものであるが、その指摘内容はいささかも陳腐化していないと考えている。それどころか今改めて読み返すとJM-NETのデタラメさを再確認することができる。

そのモブデムが市販どころか実機も登場しないまま半年以上経過し、今回のワイヤレスジャパンではPDA状のIP電話機・モブコムがJM-NETからの展示の主役になっていた。そのモブコムについては料金設定以外は特に見るべきモノはなく、さほど論じる価値もないと思っている。

モブコムはどうでも良い。モブデムの“タグ”はどこへ行ったのか?“コロンブスの卵”は何だったのか? モブコムでお茶を濁してごまかされるわけにはいかない。


過去の関連記事
http://backno.mag2.com/reader/BackBody?id=200302232020000000000122000
http://backno.mag2.com/reader/BackBody?id=200303100410000000000122000
http://backno.mag2.com/reader/BackBody?id=200303221930000000000122000
http://backno.mag2.com/reader/BackBody?id=200304062310000000000122000
http://backno.mag2.com/reader/BackBody?id=200306062000000000000122000
http://backno.mag2.com/reader/BackBody?id=200306141850000000000122000
http://backno.mag2.com/reader/BackBody?id=200306202220000000000122000
http://backno.mag2.com/reader/BackBody?id=200307042210000000000122000


【プロフィール】

池田 由利子/いけだ ゆりこ
(有)ピーキューブ 代表・番組制作ディレクター
『番組制作、放送用CGデザイン、放送機器やパソコンオペレート』
現在、過去の主な制作番組、
「おはよう朝日です」、「ナイトinナイト」、「ワイドABCDE?す」
「ホリデーワイド」等
趣味:ダイビング(ダイブ歴12年)

メールはこちらまで → ikeda@pcube.co.jp

---------------------------------------------------------

ここからは KNN神田です。

ワイヤレスジャパンにいってきた。

池田さんからの情報で「JM-NET」が、どれだけキナ臭い会社なのかと思い、取材を申し出てみると、意外に普通に対応されたので驚いた。こちらの「先入観」が強かったせいか、むしろ「応援したく」なるほどのいい対応ぶりであった。取材の最後に「ぜひ、実現できるよう、がんばってください」と対応していた自分にも驚いたほどだ。

もちろん、池田さんの性格も彼女の仕事ぶりも、よく知っており、尊敬しているだけに、池田さんの視点を疑うつもりはない。しかしボクにとっては、「モブデブ」が「デブデブ」だろうが、「モブコム」であろうが、それほどまでに興味がわくテーマではなかったのが本当のところだ。池田さんに水を指しているのではないが、あまりボクにとっては「通話料無料」は、今日にいたっては、興味の薄いテーマだったかもしれません。

1999年、米国在住時代に世界初の無料電話「ダイヤルパッド」社を取材した。
http://ascii24.com/news/i/serv/article/1999/11/10/605466-000.html
広告代金で、無料というモデルは残念ながら崩壊してしまった。

これは、ビジネスモデル的に崩壊したのではなく、通信業界の参入障壁や妨害によって崩壊したのが事実だ。あれから4年(たったの1500日)経過した今、ダイヤルパッドは、すでに日本法人もできている。
http://www.dialpad.ne.jp/home.html
ダイヤルパッドの初期のミッションである「自由に誰もがどこからでも」の夢は破れ、提携ISPというヒモつきのサービスと化してしまいました。もちろんハンダックCEOもダヤン氏もマネージメントチームからはずされている。

最新鋭テクノロジーが、旧体質の通信会社の資金力と利権の前に方向を変換せざるをえなかった事例は多々ある。通信業界に明るいCEOに任せたほうが事業としては存続できるなど、役員も簡単に大株主の意向で変化できる。ネットベンチャーが、社会を変えると信じていたたくさん夢が、現実社会の既得権益という大波に飲み込まれていったのを、ずっと目の当たりにしてきた。

そんな硬直化された通信業界を日本の「JM-NET」が、「携帯電話の定額性」という革命を起こしてくれる「コロンブスの卵」だとしたら、当時のボクならば、諸手をあげて、応援し、取り上げていたことだろう。

しかし、もうすでに携帯電話音声が「定額制」になったとして、いったいどのくらいの時間をボクたちは「音声電話」に使用するのだろうか?

会場のインタビューでJM-NETの広報の方は「約7時間」はしゃべると見込んでいるようだが、そんなのは子供と学生とラブラブのカップルだけだ。ボクはせいぜい、携帯の音声通話は、1日4時間もあればいいと思う。それ以上の時間、仕事以外でしゃべる人は異常としか思えない。1日の1/6の時間以上(睡眠時間を差しひくと1/4)も、目の前にいない遠くの人と関わる必要性があるのは、人間として悲しいことなのかも…。

むしろ、「定額制」だが、現在の価格目標4500円が不可能であれば、8月25日までに10倍の4万5000円にすればいいのではないだろうか?それであれば、常時接続でしゃべりまくるヘビーユーザーでも、この価格は考えるだろう。利用できない価格帯もしくは、回線料を払っても「定額」で実施したという事実を残すことは、マーケティング的にはありな選択だろう。もちろん、利用者が少ないということはクレームも少なくなりうるからだ。ウソは価格だけになる。

現在、疑惑を抱かれているとすると、不可能になった場合のリスクを考えれば、10倍でも値上げしたほうがましではないだろうか?サービスが継続できなくなるかどうかはやってみなければわからないことだろうし。

また、ネットで訴状をPDF化するよりも、もっと現実の自分たちの姿勢を擁護する文書をウェブサイトで用意すべきだろう。訴状で民意が得られるワケがない。

むしろ、そんなことよりも、ボクがJM-NETを応援するという視点で考えると、IP電話だから安くなるのではなく、かつてあったNTTの「テレホーダイ」のようなサービスとして、「携帯カケホーダイ」を登場させざるをえない状況をNTTDoCoMoや通信キャリアに対してインパクトを与えて欲しい。

ここで「テレホーダイ」の生まれた背景を考えてみてみたい。

当時、一般のインターネットアクセスのほとんどがダイヤルアップで電話を使われていたため、電話料金が従量課金されることにより、日本のインターネット普及が遅れるという社会的問題が発生した。このため、深夜だけの「テレホーダイ」というNTTの独自サービスが生まれることとなった。

ADSLサービスも、ヤフーBBなどが積極的に展開したおかげでNTTが参入せざるをえなくなった。あれだけ力が、かけられたISDN回線は、すでに解約続きだ。ISDNは20世紀の「死語」となった。今後は光の市場でどうなるのか楽しみだろう。

さらに、AirH"の定額サービスがあったからこそ、NTTの「@FreeD」のサービスを生んでいる。いわば、ベンチャーなライバルが登場すればするほどNTTは降りてくるという体質を持っている。ベンチャーがいなくなると、値上げという手法も考えられるので、あくなく焚かんなチャレンジが必要である。

通信キャリアの大手は常に、他社のサービスに対抗して渋々対応する戦略です。これはベルやエジソンが電話を発明した時に、権利関係をおさえたのがすべて電信会社であったことが証明しています。電信市場を守るために、わざと電話の普及を遅らせたのです。ビジネス的には正解かもしれませんが、科学的には進化ではなく、「退化」を促進しているとしか思えません。

「携帯カケホーダイ」なんて、オーストラリアのボーダフォンがキャンペーンでボーダフォン同士であれば、通話料金無料ということで、基本料金を高く取る戦略で展開していた時期がある。これも均して考えれば、人々が通信に費やす時間は24時間以上はありえない。

人によっては、電話代金が空気のようになれば、なるほど電話がじゃんじゃんかかってきて、うざくて留守番電話ばかりになるので、常時接続の基本料金のモトをとれないという通信インフラをも生むことだろう。

ボクが考えるに、今日、音声による定額サービスは、すでに「ナンセンス」なサービスであり、携帯電話の大手キャリアに対抗するならば、「パケット代金の定額制」であろう。社会的には、「迷惑メール」で儲けているのは誰なのかは、誰が見ても明らかです。みなさんが受け取られる「迷惑メール」が、定額料金内でしか課金されていないとすると、「怒り」も少しやわらぐことでしょう。

DoCoMoでは、「迷惑メールについて」
http://www.nttdocomo.co.jp/info/f/meiwaku.html
において、

1.未承諾広告の拒否
2.「iモードヘッダ情報受付デスク」Tel:0120-346-360 受付時間平日9時?17時)

などのサービスを行っているが、こんなお知らせこそ、ウェブでやらずに携帯メールで知らせてもらいたいものだ。誰もこのお知らせの1通や2通送られても迷惑とは思わないだろう。

【NTTDoCoMoからの未承諾お知らせ】なんてサブジェクトのメールはいまだに見たことがない。本当に真剣に取り組んでいるのならば、携帯メールでDoCoMoは迷惑メール対策を知らせるべきだろう。

また、URL付きの携帯メールは受け取らないなんて設定も簡単にできるはずだ。ほとんどの迷惑メールがURLを表示しているから、この方法は有効だ。

ボクが「JM−NET」ならば、携帯電話に自分の好きなアドレスで着信できる「イヤコム」ならぬ端末を搭載し、ヘッダー情報をもとにフィルターをかけて、自分の携帯に届くのは、「イヤコム」サーバーサイドで認可されたものだけが届くというようなサービスだろう。パケット代金がかかっても迷惑メールをすこしでもへらしたい人向けには、ASPが先にメールを受け取って、承認されたメールだけが、携帯に届くという仕組みも考えられるだろう。
さらに、携帯の住所録にあるアドレスからしか、携帯メールは受付けないというビフォーPOP流の考え方もあるかもしれない。

このあたりの社会が抱える問題点、DoCoMoも誰もが困っているふりをしているところにメスを入れるビジネスをやれば、疑惑どころか大応援をしたいものだ。

「NTTでこんなサービスを開始する話しがでている」というだけで、株価はもっとはねあがっていたのかもしれない。小さな展開ではなく、もっともっと大きな敵を相手に技術を動かし、戦っていくベンチャーになってほしいと願う。

単なる株価操作か、大革命かはあと一ヶ月で、ジャッジメントデイとなるだろう。8月25日までに、「JM−NET」がこのサービスを開始できるかどうかが論点となっているので、何が何でもそれまでに技術革新を起こすのが最善の方法であり「必要は発明の母」でもあり、「火事場の馬鹿力」を出してもらいたいものだ。

今までの先入観を捨ててみて、JM-NETが日本の通信キャリアに革命を起こす人たちなのかも?という応援する視点で見てみるのも悪くないのでは…。

  • 2017.11.13 Monday 17:45
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Comment:
2007/10/17 1:17 AM, 祝!IT詐欺逮捕! wrote:
http://www.geocities.jp/mobdem2003/

2007年10月11日
JM-NET実質経営者・大場武生容疑者をついに逮捕 東京地検特捜部
証券取引法違反(風説の流布)の疑い。2年間逃亡を続け、時効まで残り2か月だった。
2008/02/06 5:28 AM, deswaqib wrote:
關鉐鱶鴦鳧, 闢鰰逶, 譫, 蓁粫礦糂琺褂, 粤碆褂
<a href=http://putana201.narod.ru/>關鉐鱶鴦鳧-1</a>
<a href=http://putana202.narod.ru/>關鉐鱶鴦鳧-2</a>
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